50代・60代のメイクは何を意識する?おすすめブランドも紹介

50代・60代になると、「昔と同じメイクが似合わなくなってきた」「何から始めればいいかわからない」といった悩みを抱える方が多いのではないでしょうか。
若い頃とは肌質や顔立ちが変化するため、年齢に合わせたメイク方法を取り入れることが大切です。
本記事では50代や60代の女性のメイクの基本から、たるみ・シワをカバーする若見えのコツまで、幅広い世代に支持される化粧品ブランドも交えながら徹底解説します。
50代・60代女性のメイクで押さえておきたい3つの基本のポイント
年齢を重ねるごとに、肌のハリやツヤが失われ、くすみやシワが目立ち始めます。
そのため、若い頃と同じメイク方法では違和感が出てしまうこともありますよね。
ここでは、50代・60代の女性が押さえておくべき3つの基本ポイントを解説します。
年齢に合った基礎知識のポイント
年齢とともに変化する肌質や顔立ちに合わせて、メイクの仕方もアップデートする必要があります。
以下3つのポイントを意識することで、年齢にふさわしい洗練されたメイクに仕上がりますよ。
シンプルな「引き算メイク」を意識
50代や60代の女性の場合、盛りすぎないことが最も重要です。
若い頃のようにアイラインをくっきり入れたり、チークを濃く入れたりすると、かえって老けて見えてしまうことがあります。
ベースメイクやアイメイクは薄づきを心がけ、ポイントメイク(リップやチーク)で血色感を出すのが、50代・60代メイクのコツです。
化粧品の「素材」にこだわる
年齢を重ねた肌には、保湿力や肌へのやさしさにこだわった化粧品選びが欠かせません。
特に化粧下地やファンデーションは、「美容液成分配合」「SPF配合」などの高機能アイテムを選ぶと、メイクしながらスキンケアもできます。
今の時代、プチプラでも優秀な商品が増えているので、コストパフォーマンス良く揃えることができます。
トレンドカラーを取り入れた「くすみ系」や、「ブラウン・オレンジ」といった馴染みの良いカラーを選ぶと、自然に若見えさせることができますよ。
「色の選び方」がメイク全体の出来を左右する
50代・60代になると、肌の色味(イエローベース・ブルーベース)に合ったカラー選びが重要になります。
最近では若い子なんかは自身がイエローベース・ブルーベースを把握している子が多いですよ。
「自分に似合う色」を見つけることで、顔色が明るく見え、透明感がアップします。
揃えておきたい基礎アイテム
50代・60代女性が揃えておくべき基本のメイクアイテムをご紹介します。
今までメイクされてきた皆さんなら揃っているものが多いかもしれませんが今一度確認しておきましょう。
「ベースメイクアイテム」を揃える
化粧下地、ファンデーション(リキッド or クッション)、フェイスパウダーの3つがあれば、ツヤ肌ベースメイクの完成です。
ポイントは、ベタベタ塗らず、薄く伸ばして気になるところだけ重ねること。
50~60代の方にはマットな質感というよりはツヤのある質感の商品を選ぶことで、自然な仕上がりになります。
「ポイントメイク」を揃える
アイシャドウ(ブラウン・オレンジ系)、チーク、リップ(明るめピンク or コーラル)を揃えましょう。
濃い色は避け、肌なじみの良いカラーを薄く重ねることで、優しい印象に仕上がります。
ベースカラーを揃える
眉マスカラ、アイブロウペンシル、マスカラは、ブラックではなく「ブラウン系」を選ぶと、柔らかい印象になります。
特に眉毛は、太めでふんわりした形が今どきですよ。いままでは細め中心だった方も今どきの太めに挑戦してみませんか??
50代・60代女性に人気のおすすめメイクブランド
続いて、50代女性に人気の高いメイクブランドを本格派からプチプラまでご紹介します。
50代・60代女性に人気の本格派おすすめブランド
クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)
資生堂の最高峰ブランドです。資生堂の製品の中でもラグジュアリーな使い心地と仕上がりで、50代や60代の女性から圧倒的な支持を得ています。
ディオール(Dior)
エレガントで上品な印象を作り出すディオールは、50代女性のためのカラーバリエーションが豊富です。
資生堂(SHISEIDO)
言わずと知れた資生堂は、50代~60代の肌悩みに寄り添うアイテムが揃っています。
アルビオン(ALBION)
コスメデコルテ(DECORTÉ)
50代・60代女性に人気のプチプラおすすめブランド
セザンヌ(CEZANNE)
低価格ながら高品質で、50代の肌にもなじみやすいアイテムが揃っています。
キャンメイク(CANMAKE)
トレンドを押さえたカラーバリエーションで、プチプラでも垢抜けた印象に。
ケイト(KATE)
発色が良く、崩れにくいアイテムが多いため、一日中美しい仕上がりをキープできます。
ちふれ(CHIFURE)
無印良品
50代・60代女性のメイクの正しい順番について解説
それでは、具体的なメイクの手順を5ステップで解説しますね。
STEP1: 「化粧下地」で毛穴・くすみをカバーする
化粧下地は、ファンデーションのノリを良くし、メイク崩れを防ぐ重要なアイテムです。
50代・60代女性におすすめの化粧下地の選び方
毛穴やくすみをカバーする「補正効果」があるものを選びましょう。若い時よりも補正効果強めの商品を選ぶのがおすすめですよ。
特に「トーンアップ下地」や「ピンク系」は、透明感がアップします。
塗り方のコツ
手のひらで温めてから、顔の中心から外側に向かって薄く伸ばします。
Tゾーン(額・鼻)は特に崩れやすいので、少量を重ねづけするのがポイントです。
STEP2: 「ファンデーション」を薄づきを意識して塗る
ファンデーションは、「厚塗り」は上手く馴染みません。薄塗りを意識しましょう。
ツヤ系 or マット系?
50代や60代の女性には、ツヤ系ファンデーションが断然おすすめです。マット系は肌がのっぺりして老けて見えやすいため、光を反射するツヤ系のファンデーションで若見えさせましょう。
リキッド or クッションファンデ?
基本的には、初心者の方には、クッションファンデがおすすめです。ポンポンと肌に乗せるだけで、自然なツヤ肌が完成します。
塗り方のコツ
スポンジやブラシを使い、顔の中心から外側に向かって薄く伸ばします。気になる部分(シミ・くすみ)は、少量を重ねづけしてカバーしましょう。
STEP3: 「アイメイク」でたるみやくぼみをカバーする
アイシャドウの色選び
ブラウン・オレンジ・ベージュなど、肌なじみの良い暖色系カラーを選びましょう。
濃い色や寒色系(ブルー・グレー)は、50~60代の方にはかえって老けて見えてしまいます。
アイラインの引き方
くっきり引くのではなく、まつげの隙間を埋めるように「点を置く」イメージで描きます。まぶたが下がっている方は、片手で眉山の下を引き上げると描きやすくなります。
マスカラのコツ
ブラックではなく、ブラウン系マスカラを選ぶと、優しい印象に仕上がります。
STEP4: 「チーク」で血色感をプラスする
50代や60代の女性の顔色を明るく見せるには、チークが欠かせません。
チークの色選び
コーラルピンク、ピーチ、ローズ系など、肌なじみの良いカラーを選びましょう。
濃い色は老けて見えるため、薄く広げることを意識してください。
塗り方のコツ
頬骨の高い位置に、ふんわりと円を描くように入れます。
笑ったときに高くなる部分が目安です。
STEP5: 「リップ」を塗り、顔全体を明るく見せる
リップカラーは、顔の印象を大きく左右する重要なポイントです。
50代・60代女性におすすめのリップカラー
明るめのピンク、コーラル、オレンジ系がおすすめです。アイシャドウと同じく、暗い色や濃すぎる色は、かえって老けて見えてしまいます。
塗り方のコツ
リップライナーで輪郭を整えてから、リップを塗ると、にじみにくくなりますよ。
まとめ
50代や60代の女性のメイクは、引き算、ツヤ感、明るい血色感の3つを意識していただくことで、若々しく美しい仕上がりになりますよ。
ご紹介したポイントを丁寧に守って実践すれば、50代~60代になってメイクが分からなくなった方でも簡単に若見えメイクができますよ。
ベースメイクやチーク、リップも、血色良く見せるものや、ツヤ感をプラスしてくれる質感や色を選びましょう。
50代や60代になってからもご自身なりのメイクを探求して、今日よりもきれいな自分になっていきましょう!!


