ミドルシニアとは何歳から?40代後半からのライフステージの変化
近年「ミドルシニア」という言葉を耳にする機会も増えてきましたが、具体的にどの年代を指すのかハッキリとイメージできていない方も多いのではないでしょうか。
今回は40代後半から60代にかけて迎えるミドルシニアについて、ライフステージの変化やよくあるお悩み、そして不安に対する向き合い方について解説します。
ミドルシニアとは?
ミドルシニアとは、中年とシニアの中間にあたる世代を指す言葉です。
具体的な定義はやや曖昧ですが、主に45歳から69歳までの年齢層が該当するとされています。
この世代は管理職や中堅社員として活躍している一方で、家庭では子どもの独立や親の介護といった人生の過渡期を迎えることも少なくありません。
現役としてはたらくシニア層とも重なる領域です。
関連記事:50歳からの生き方を考える|自分らしく生きるためのポイントとは?
ミドルシニア世代のライフステージの変化
ミドルシニア世代は、年齢を重ねるにつれて身体や社会的役割の変化が段階的に訪れます。
40代後半~50代
働き盛りである一方、心身ともに小さな変化を感じ始める時期です。
・更年期による体調の変化
・職場での立場の変化
・子どもの進学や独立・親の介護など家庭内での変化
60代前半
定年退職を迎えるタイミングであり、ライフスタイルの大きな転換期に差し掛かります。
・退職金や年金の試算・運用の見直し
・夫婦二人の生活に戻る際に行う関係性の再構築
・時間的な余裕ができる反面、喪失感や孤独を感じることも
60代後半以降
本格的なシニアライフに突入し、健康・生きがい・地域とのつながりなどがより重要になります。
・老後の居住環境や介護への備え
・地域活動や趣味の時間の充実
・社会との接点の保持

ミドルシニア世代のよくある悩みとその対策
ミドルシニア世代では、これまでの生活との違いに悩む方も少なくありません。
体力の衰え
昔は平気だったことにしんどさを感じたり、朝起きても疲れが残っていたりといった身体の変化を実感する方が増えてきます。
ウォーキングやストレッチなど軽めの運動を習慣化し、睡眠や栄養バランスの見直しとともに取り組みましょう。
健康リスク
高血圧や糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まる年代です。
定期的な健診を受け、早期発見・早期対処を目指す必要があります。
かかりつけ医への相談だけでなく、特定保健指導や自治体の健康支援サービスの利用もおすすめです。
定年後の働き方
定年後にどんな生き方をすべきか分からないといった声も少なくありません。
50代からキャリアの見直しを始め、スキルの再習得や資格取得など、セカンドキャリアの準備をしておく必要があります。
社会とのつながり
退職後に人とのつながりが減り、孤独を感じる方もいます。
地域活動やボランティア・趣味のサークルなどに参加し、役割と仲間を持つことが大切です。
地方よりも都市部の方が孤立しやすい傾向にあるため、早めの段階からコミュニティ作りに挑戦しましょう。
関連記事:定年後の過ごし方について|おすすめの趣味・活動を紹介
これからの生き方をどう考えるか
ミドルシニアは、いわば人生における「もう一つのスタートライン」です。
過去の肩書きや年齢に縛られることなく、自分らしく生きるヒントを見つけましょう。
「やりたいことがあったが時間がなかった」「失敗が怖くて挑戦できなかった」といった後悔がある方も、時間と経験に余裕のあるミドルシニアの時期だからこそ、再挑戦できるのではないでしょうか。
50歳からの新しい挑戦|ミドル・シニアのタレント・モデル募集
ステージでは、50歳以上のミドルシニアを対象に、モデルやタレントの募集を行っています。
・新しい挑戦をしたい
・表現を通して自分らしい毎日を送りたい
そんな思いを抱える方は、ぜひステージで芸能界のお仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。
これまでの人生で培った表情や品格・雰囲気が、若さとはまた違った魅力として求められています。
関連記事:シニアになっていく60歳からの理想的な生き方とは?【女性編】
まとめ
ミドルシニアはさまざまなお悩みを抱える方がいる一方、経験値や内面の豊かさを武器に、新しい挑戦を始められる時期でもあります。
これからの人生を前向きに生きるためにも、ぜひステージで同世代の仲間と新しい毎日をスタートしてみてはいかがでしょうか。