テレビCMや雑誌、ドラマなどを観ていると、シニア世代のモデルやタレントが数多く出演しています。

それほどシニアモデルの需要は高まっており、芸能事務所では新たな人材の発掘にも力を入れています。

専業主婦からシニアモデルになる方も珍しくありませんが、具体的にどういった方法で芸能の世界に足を踏み入れるのでしょうか。

今回はシニアモデルになるための方法や仕事内容、求められる資質なども詳しくご紹介します。

主婦のためのモデル活動の始め方

芸能活動の経験がない方がモデルになるためには、どういった手段があるのでしょうか。

シニアモデルとしてキャリアをスタートさせる代表的な方法をご紹介します。

モデル事務所に所属する

典型的な方法のひとつが、モデル事務所や芸能事務所に所属するというものです。

モデル事務所や芸能事務所に所属することで、さまざまな仕事を紹介してもらえるほか、マネジメントやレッスンなどを受けられるメリットもあります。

モデル事務所に所属すると聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、経験を問わずシニアモデルを募集している事務所は多いことから、誰にとってもチャンスはあります。

フリーで活動する

事務所に所属せずフリーのモデルとして活動する方法もあります。

仕事を自らの手で獲得しなければならないほか、未経験から安定した仕事を得ることは極めて難易度が高いという課題はありますが、自由に芸能活動が始められ高い報酬を得られることは大きな魅力といえるでしょう。

最近ではSNSなどで営業し仕事を獲得できるケースも多く、従来に比べてフリーの活動はしやすくなっています。

オーディションを受ける

過去に芸能活動の経験があったり、学生時代に演劇の稽古を受けた経験がある方は、オーディションを受けてみるのもひとつの手といえます。

ドラマや映画はもちろん、CMの撮影などさまざまなジャンルにおいて、新たな才能を発掘するためのオーディションは定期的に開催されており、審査員の目に止まれば大きな舞台に抜擢される可能性は十分あります。

シニアモデルの仕事内容

シニアモデルは日々どういった仕事をこなしているのでしょうか。代表的な仕事内容をいくつかご紹介します。

テレビCM撮影

化粧品やスキンケア用品、健康食品など、テレビCMを制作するうえでシニアモデルは不可欠な存在です。

CMと聞くと著名なタレントやモデルが出演するものというイメージがありますが、必ずしもそうとは限らず、知名度にかかわらず自社製品のイメージアップにつながるモデルやタレントが起用されることは珍しくありません。

ヘアケア製品などの広告撮影

シャンプーやヘアカラー、ウィッグなど、ヘアケア製品の広告においてもシニアモデルは欠かせません。

特に白髪染めやウィッグなどの広告制作にあたっては、同年代のシニアモデルだからこそ成り立つといっても過言ではないのです。

ヘアケア製品の広告はテレビCMはもちろんのこと、通販番組やウェブCMなど活躍の場が広範囲にわたります。

雑誌やカタログでのモデル

シニア向けのアパレルやジュエリー、ファッション小物などを宣伝するために、雑誌やカタログのモデルに抜擢されることもあります。

シニアモデルが商品を着用することで、着こなしやコーディネートを消費者がイメージしやすくなり、ときには商品の売上を左右することも珍しくありません。

ドラマのエキストラなど

映画やドラマなどのエキストラもシニアモデルの重要な仕事です。

エキストラは特に駆け出しのモデルやタレントが担うケースが多く、少しずつ経験を積み重ねながら大きな役を獲得していきます。

シニアモデルになるには条件がある？

一般的にモデルと聞くと、身長が高くスタイルが良い人だけがなれる仕事というイメージをもつ方が少なくありません。

たしかに、芸能事務所によっては年齢や身長制限などを設けているところもありますが、すべての芸能事務所に条件が設定されているものではありません。

特にシニアモデルの場合は外見の華やかさばかりが魅力とはいえず、年齢を重ねた人だからこそ出せる味や独特の雰囲気も大きな魅力となります。

そのため、「身長が低いから無理だろう」、「スタイルが良くないから無理だろう」と諦めるのではなく、少しでもシニアモデルの仕事に興味があれば挑戦してみるのもひとつの手といえるでしょう。

シニアモデルに求められる資質

上記で紹介した通り、シニアモデルになるために特定の資格や条件などはなく、誰でも挑戦することはできます。

ただし、モデルという仕事の特性上、できれば備えておいたほうが有利な資質というものは存在します。

健康意識が高い

モデルという仕事は表舞台に立つことが仕事であり、急な体調不良などによって仕事に穴が空くと現場のスタッフに大きな迷惑をかけてしまいます。

代役を立てるにも時間を要するため、撮影スケジュールの変更を余儀なくされてしまうでしょう。

また、太ったり痩せたりするとその人の印象は大きく変化することから、モデルの仕事にも影響を及ぼします。

急な体調不良に見舞われないよう日々の健康管理を行うことはもちろんですが、体型を維持するために生活習慣への配慮も求められます。

演技力

CMの撮影や雑誌のモデルとして活動する際には、自然な笑顔や表情を作らなければなりません。

また、ドラマのエキストラから芝居の仕事を続けていきたいと考える方は、一定の演技力も求められます。

モデル事務所や芸能事務所では演技のレッスンを受けることもできますが、自ら積極的に吸収し演技力を高める努力も求められます。

新たな挑戦への意欲

モデルやタレントは継続的に安定した仕事を獲得し続けることが非常に難しい職業といわれています。

一度大きな仕事をこなしたからといって安泰というわけではなく、自分の仕事の幅を広げていくためにもつねに新たな仕事に挑戦し続ける気持ちや姿勢が何よりも重要です。

たとえば、健康食品のCMに抜擢されたからといってそのジャンルに絞ってしまうと、活動の幅が狭まり受けられる仕事の量も減ってしまいます。

多様なジャンルの仕事を積極的に受けることで自分でも知らなかった新たな魅力を発見でき、さまざまな仕事につながっていく可能性が高まるでしょう。

芸能事務所ステージではシニアモデルを募集中

一口に芸能事務所といっても、モデルや俳優が多く所属している事務所もあれば、お笑い芸人やアーティスト、文化人などが所属している事務所もあります。

また、モデルが所属している芸能事務所の中でも、10代から30代の若い世代が中心の事務所もあれば、若手からシニアまで幅広いモデルが所属している事務所もあります。

現在、専業主婦や社会人の方がモデル業に挑戦するのであれば、ミドル・シニア層のモデルが多く在籍している芸能事務所「ステージ」がおすすめです。

ステージには男女ともに40代から80代までのモデルが数多く在籍しており、テレビCMやウェブCM、広告、映像作品など多数の出演実績があります。

在籍者の8割が芸能活動未経験者であり、副業感覚で空き時間を活用して仕事をしたり、本業として本格的に活動することもできます。

少しでもモデルの仕事に興味をお持ちの方は、まずはお気軽にWebからエントリーください。

【まとめ】主婦からシニアモデルを目指そう

専業主婦として長年家族を支えてきた方の中には、子どもが独立したタイミングで自分の人生を見つめ直し、新たな生きがいを見つけたいと考える方も多いものです。

若い頃に憧れたモデルやタレントになることは、今さら無理だと感じる方も多いでしょう。

しかし、実際にはシニアモデルの需要は高く、50代、60代になってからキャリアをスタートさせる方も珍しくありません。

身長や体型、性別、外見などにかかわらずシニアモデルになれるチャンスは誰にでもあるため、少しでも興味があればエントリーしてみてはいかがでしょうか。